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お知らせ

異所性蒙古斑・太田母斑の専門外来について

この度、松本医院形成外科では異所性蒙古斑 / 太田母斑の専門外来を開設いたしました。

当院は、川崎医科大学附属病院の形成外科と提携し、大学からの派遣医による診察を週1〜3回行っております。

【異所性蒙古斑】

赤ちゃんのおしりにできる青あざ、「蒙古斑」はご存じの方も多いかと思います。
通常のおしりの蒙古斑は、ほとんどが10歳ごろまでに自然に消えるとされています。

一方で、おしり以外の場所にできる「異所性蒙古斑」は、
自然に消えることもありますが、完全に消える可能性は高くないとされています。

異所性蒙古斑には、Qスイッチルビーレーザーなどのレーザー治療が有効です。

当院では「異所性蒙古斑外来」を設けており、
その日のうちに院内で対応できるケースのほか、
広範囲で全身麻酔が必要な場合も、大学病院と連携して治療を行う体制を整えております。

【太田母斑】

「太田母斑(おおたぼはん)」は、
顔の片側(まれに両側)に現れる、点状の青あざです。

・生後まもなく見られる「早発型」
・思春期以降に現れる「遅発型」
の2つのタイプが知られています。

太田母斑は自然に消えることはほとんどなく、
こちらもQスイッチルビーレーザーによる治療が効果的です。

当院では、太田母斑の治療にも対応しており、
日帰りでの施術が可能な場合に加え、全身麻酔が必要なケースにも大学病院と連携し対応いたします。

※白目(強膜)が青みを帯びる場合もありますが、
眼球への影響を考慮し、当院では白目部分へのレーザー照射は行っておりません。

【使用機器について】

当院では、**Qスイッチ付ルビーレーザー「The Ruby Z1 Nexus」**を使用しております。
青あざの原因となるメラニン色素に反応し、肌への負担を抑えながら効果的に治療できる医療用レーザーです。

【費用について】

太田母斑・異所性蒙古斑のレーザー治療は保険適用となります。
※診察時に医師が診断を行い、保険適応の可否を判断いたします。

【痛みに関して】

レーザー照射時の痛みにご不安のある方には、麻酔クリームを使用することもできます。
小さいお子様や痛みが不安な方も、できるだけリラックスして治療を受けていただけるよう、痛みへの配慮を行っております。

 

お子さまのあざ、ご自身のあざでお悩みの方へ
些細なことやご相談だけでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

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